社員インタビュー

Interviews

KPMG FAS

積み重ねてきた経験の数だけ、
プロとしての自分が磨かれてきた。

阿久根 直智Naotomo Akune

執行役員 パートナー Deal Advisory
2017年入社

外資系投資銀行2社で数多くの国内・クロスボーダーM&A案件を手がけた後、2017年にKPMG FASに入社。ライフサイエンスセクターを中心に、化学およびTMT(テクノロジー・メディア・テレコム)セクターにおけるM&Aおよびキャピタル・ストラクチャーに関するアドバイザリー業務に従事。

一番の喜びは、クライアントに寄り添えること

M&Aは企業経営のツールの一つに過ぎないのは確かですが、しかし、その与える影響は非常に大きく、時には企業の命運や従業員の生活を左右しかねません。多くの人にとっては一生に一度あるかないかというレアな体験といえるでしょう。私たちは日々の業務を通じてそうした重要な局面に深く関わり、プロフェッショナルとしての知見やスキルを総動員してクライアントの成長と成功に貢献します。「自分だからこのM&Aを成功に導けたんだ」という自負は、表には出さないものの、大きな誇りであることは間違いありません。
大型のM&A案件が成立すると、業界の勢力図が塗り変わることもあります。メディアに大きく取り上げられることもしばしばです。以前の私は、そうした大きな案件に関わったことを嬉しく思ったものでした。しかし最近は、ディールの大小にはあまり関心がなくなってきました。それよりも、どんなに小さな規模のM&A案件であっても、M&Aによってその会社や事業が成長の階段を登り、経営者や役員、新入社員に至るまでが新しいステージへの一歩を踏み出せたことを誇らしく思うようになりました。同時に当社の若手がクライアントの発展と歩調を合わせるように成長していく様子を見ることも、今の私にとっては大きな喜びです。

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広く学びながら、深く掘り進んでいくことができる

KPMG FASが提供するフィナンシャル・アドバイザリー・サービスの特長の一つが、M&A案件におけるフルスコープのサービスです。新しい案件を開拓するところに始まり、最終契約書締結、さらにはクロージング後の組織統合に至るまでのすべてに一気通貫で携わっており、そのためクライアントからのあらゆるニーズに応えられると同時に、FASの社員もM&Aについてトータルに学んでいくことができます。また、KPMGジャパンの監査や税務などの専門チーム、さらにはKPMGのグローバルネットワークを活用したサポートを得ることができるという強みがあります。例えば自分の担当クライアントがブラジルやスリランカの買収先を探しているとしたら、ブラジルやスリランカに在住のKPMGのM&A専任チームと連携を取ることができるのです。これはKPMGならではの圧倒的な強みでしょう。

もう一点、あらゆる業界のクライアントの案件を手がけている点も特長としてあげられます。特に若手の社員は幅広く様々な業界の案件に携わることで多様な業界知見を吸収しつつ人脈を築くことができ、その中からやがて自分の得意とする業界を深掘りしていくようになります。同時にフルスコープのサービスを手がけていることからM&Aに伴う幅広い業務スキルを学ぶことができ、これについても同様に得意な分野を見つけることで、業務面における専門性も身につけていくことができるのです。
そして何よりも誇りにしたいのが、オープンでフレンドリーなカルチャーです。新しい案件があったら、まずは一緒にやってみる。壁にぶつかって困っていたら、とりあえず声を上げれば、誰かが必ず手を差し伸べてくれる。そこに組織や世代の壁はありません。全員が同じ仲間だから、支え合うのが当たり前と考えている、そんなカルチャーはKPMG FASの最大の魅力でしょう。

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ほんのちょっとのストレッチを繰り返せ

私が担当している業務は、平たく言えば“営業”です。実はこの業界では、クライアントの新規開拓はベテランの仕事で、若手に営業はさせません。というより、最も難易度が高い業務のひとつが営業活動、というのが正確なところです。多くの業界では若手が新規開拓などの営業に汗を流し、経験を積むに従って徐々に後方へ退いていくものですが、この業界ではまったく逆。若手のうちは既存のクライアントを担当してM&Aの知見を深めていき、実体験に裏付けられた重みある言葉を口にできるようになったところで、ようやく営業の場に立てるのです。つまりM&Aアドバイザリーの仕事は、経験こそすべてと言ってもいいでしょう。経営者が企業の命運を、実体験もないコンサルタントに委ねるはずもありませんから、当然のことです。

そこで私は、若手社員ができるだけ実のある経験を積めるよう、背伸びさせながら仕事をさせるようにしています。失敗したっていい。責任はこちらが取りますから、今の自分からちょっとストレッチしないとできないような仕事を任せます。もちろん、まず私が手本を示し、背中で教える、ということも忘れません。
その際に大切なのは、20年後にどんな自分になっていたいのかをイメージさせることです。その“あるべき姿”に向けて、5年後にはどこまで到達しておくべきかを問いかけ、考えさせます。そんな繰り返しで、私は皆さんを育てていきたいと思っています。

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M&Aは一人ではできないから

私自身、社会人3年目でクライアントを担当させてもらい、お客様に揉まれながら様々な経験を積んできました。どれだけ場数を踏んだかが営業としての力に反映されるということを、身をもって経験してきたと思います。特に小さなコンサルティング事務所にいたときには、案件開拓のために足を棒にして歩き回るような経験もしました。それは決してきついものではなく、むしろ楽しかったです。きっと一歩踏み出すたびに自分が鍛えられ、力がついていくことを実感できたからでしょう。これも、当時の私にとってはストレッチだったのかもしれません。
M&Aとは、一人でできる仕事ではありません。大勢のプロフェッショナルの力を借りて、やっと進めることのできる仕事です。その意味では、人を惹きつけ、人を動かせる力は不可欠です。皆さんの周りにも、なぜか人が手を差し伸べたくなるようなタイプの人間がいると思いますが、そうした人間的な魅力は、M&Aに携わる上で大きな武器です。そしてそれは、決して先天的なものとは思いません。いくらでも自分を磨くことで身につけられると思います。
どんなことでもオープンに語ってくれるような方と仕事がしたいと思います。嬉しいことでも、イヤなことでも、愚痴でもかまいません。上司の悪口だっていいんです。どんなことでも本音で話してくれる方と、私は一緒に仕事がしたい。そんな方を、私は本気で育てていきたいと思います。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。